年収100万円で豊かに暮らす
昔、収入をほぼ使い切っていた浪費家時代は考えられなかったが
年間100万円で暮らしている人がいる。
年間100万円というと売れない芸人並みの貧乏生活で孤独な生活を
しているのかと思いきや、そういう風には見えない。
それどころか毎週のように友達を招いて宴会を
する等人生を謳歌している。
===============================
趣味の料理に没頭し、食べたいものをたらふく食べ、
好きなことに明け暮れる毎日。自家製のハーブティを飲みながら、
好みの音楽をBGMに、読書やPCでの調べものにふける午後のひととき。
脳を目一杯解放し、放し飼いのようにして好き勝手遊ばせる至福の時間。
決まった予定は何もないし、眠くなったら床につき、目が覚めたら起きればよい。その上、家は毎週のように、気の置けない友人たちで大賑わい。ここでは常に時間がゆったりと流れ、過ぎゆく一瞬一瞬を心ゆくまで味わい尽くしながら生きていられる。
(引用)
===============================
年間100万円ということは月に85000円稼げばいい計算になる。
それなら、大学生のアルバイトでも普通に稼げる金額だ。
時給1000円でも週3働けば十分だしもっと高時給なら週休5日
も可能である。
週5朝から晩まで働き、理不尽なことにも耐えて
くだらない職場や取引先との接待に付き合い
それでたまったストレスをパチンコや風俗などで散財する。
身を粉にして働いても税金で搾取されろくに貯金できない。
だから死ぬまでフルタイム労働するしかない。
だったら、こういう著者のような生活が良いんじゃないか。
今は娯楽やサービスが充実している。
一歩も外に出なくても欲しいものは手に入るし
見たい映画などもツタヤに行かなくても見れる。
ゲームだって発売前日に並ばなくてもダウンロードできる
散財しなくても人生を謳歌する方法などいくらでもある。
こういう低コスト生活してみてわかるが
意外と楽しいし周りと比較して質素な自分をみじめだという感覚は微塵もない。
というわけでこの本を読めば、セミリタイアが一気に容易になりますぞ。