いじめはこの世から消えない

誰しも1度は経験するであろういじめ。

大人になっても職場でのいじめがあるんだから

子供の世界でもいじめはなくならない。

というか大人の方が知識がある分

子供のいじめよりたちが悪い。

私もかつていじめられっ子だった。

殴られたり、モノを盗まれたり、靴を隠されたり…一通りのいじめは経験したと思う。

おかげで相当ひねくれた性格になった。

ただ、これはプラスに働いてることが多いのでその点は良かった。

ただ、だからといっていじめた奴に感謝など1ミリもしていない。

これをプラスに変えたのは他でもなく自分自身だからだ。

基本的にいじめが始まるのは小3辺りからだと思っている。

その頃から色々な言葉や知識を身につけるだけでなく

ある程度物事や人を客観的に見ることができるからである。

そしていじめの知識も身についてしまう年頃。

いじめるのに必要な条件は3つある。

・いじめるポイントがある

・いじめる相手が自分より格下

・いじめる相手が被害を親や教師などに報告しない

いじめるポイントは割と適当でいい。

あいつは頭良くてむかつく

あいつは顎がしゃくれていてむかつく

あいつは運動音痴でむかつく

(これは運動部で特にあるだろう)

とにかくなんでもいい。「平均値からはみ出している何か」があれば

それがいじめの口実になる。

そしていじめというのは原則格下相手に行う。

特に小中学校でいう格下とは「喧嘩が相手より強いこと」が殆どである。

さらに格下であってもすぐ教師や親に被害を報告するような面倒な奴も

最初はいじめても、やがていじめられなくなる。

とはいえいじめがなくなるわけではなく、ただ

「泣き寝入りする格下」にターゲットを変更するだけだ。

ターゲットが泣き寝入りするとわかるや否や

いじめはどんどんエスカレートする。

大人になっても今度は職場でのいじめがある。

といっても幼少期ほどのあからさまないじめはないが、

知識がある分、いじめと認定されるか微妙なギリギリのラインを攻めてくる

陰湿ないじめだ。大人になっても変わっちゃいない。

所詮いじめ大好き人間である。

解決策は

・相手より格上になる

・労基などに報告する

・逃げる

だが、相手より格上になるのはそう簡単ではないので

基本的にはチクるか逃げるかの二択になる。

すぐ労基にチクれば、こいつは「泣き寝入りしないんだ」と

相手に認識させることができる。それで職場で腫れもの扱いされて

窓際族になる可能性は高いが、いじめに黙って耐えるストレスより

マシじゃないかな。

それが嫌なら退職するのがいい。仕事はいくらでもある。

逃げることを恥ずかしがることはない。そのままセミリタイアに突入してもいい。

どんなに科学が進歩しても人類が絶滅しない限り

いじめはこの世から消えない